40日間の入院生活:切迫早産

36歳で第1子を妊娠し現在27週です。

長い長い入院生活を終え、明日退院できることになり自分の備忘録と同じような入院生活を送られる、送っているお仲間の共感、ちょっとした参考になればと思いブログを作成することを決めました。内容は遡る形になるので見にくいかもしれませんが、ご了承ください。また、なにせブログ初心者、文章能力にはほとほと自信がありませんのでお手柔らかにお願いいたします。

妊娠21週5日で切迫流産(22週未満は切迫流産)、そのまま切迫早産の診断で緊急入院となり、年末年始をまたぐ長期入院となりました。入院先は開業医ではなく総合病院です。

入院当時の記録は週数を追って記載していこうと思います。

入院時より末梢静脈に1本、比較的細い点滴をとりリトドリン(子宮収縮抑制剤)の投与が開始され38日目まで投与されていました。その間に点滴が漏れて刺し直した回数はおそらく10回程度でしょう。毎日午前中にNST(ノンストレステスト)というモニタリングをします。胎児心拍と子宮収縮の大きさ、頻度を測定することが目的です。

妊娠安定期に入り、ベビーグッズのお買い物などを楽しみにしていた矢先のことだったし、ストレスが日に日に積み重なり年末と年始を含めて何度も主治医に退院したい旨を何度も申し立てましたがついに40日間入院することになりました。

切迫早産の管理の治療ガイドラインというものはないようで、主治医の話では赤ちゃんの体重が1000gを超える目安である28週を目標にモニタリングするのが基本だと言われていました。投与されていたリトドリンは投与量段階が4段階まであり子宮収縮が強かったり頻度が多かったりすれば段階をあげて投与するようです。私は入院時は2段階目でしたが、入院1日目の夜に張りがやや頻繁であることを伝えるとモニターと医師の診察の後に3段階目まで増えました。この時、子宮頚管長は短縮していないと言われました。

このリトドリンという薬は比較的強い副作用があり、私が経験したものは、脈拍が上昇することによる動悸、手指のふるえ、下肢のこむら返り、倦怠感でした。これは5日程度で消失していきました。唯一、手指のふるえだけが2週間程度持続した印象です。コップやお箸、スマホを持つときに小刻みに震えているのがわかります。物を落とすほどではないです。

38日目に点滴がなくなって初めて調べてわかったことなのですが、リトドリンの推奨投与期間は48時間以内であり子宮収縮がモニター上あるが子宮頸管長が短縮していなければむやみに投与や増量が推奨されている薬ではないようです。また長期投与することによって”張り返し”と言われる症状が出やすいこともわかっているようです。これは、点滴を段階的に減量したり投与を終了することで薬によって弛緩していた子宮がびっくりして収縮してしまう現象です。発症機序はよくわかりません。患者さんによってはそのまま陣痛に繋がったりすることもあるようです。ただ国内の周産期センターではほとんどの医療機関でリトドリンの長期投与をする治療方法が選択されているとのことでした。

長くなってしまったのでリトドリンだけの記事を作成しようかな。。。

まずはようやく退院することができたので片付けをします。

また入院中の記録を順々に投稿しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました